2010年11月27日

ブラジル高速鉄道 入札延期

今月29日にブラジルの高速鉄道計画の入札を締め切り、12月16日に入札結果が公表される予定でしたが来年4月に延期されました。

このままだと2016年のリオデジャネイロオリンピックに間に合わないかもしれません。

落札企業グループはリオデジャネイロ−サンパウロ−カンピーナス間(将来的にはベロオリゾンチ−クリチバまで延長予定)の鉄道建設と40年間の運営を受け持つことになりますが、高速鉄道建設・運営に対するブラジル政府の関与は少なく需要が計画を下回った場合などのリスクが大き過ぎるため、応札するのは韓国の1グループにとどまる可能性が高かったようです。

日本の新幹線とフランスのTGVが有力視されていましたが、総事業費331億レアル(約1兆6500億円)の大型投資に加え40年という長期間の運営リスクを嫌い、日本やフランスの企業グループはブラジル政府に条件見直しを求めて交渉していましたが、ブラジル側は応じませんでした。

運賃の上限はエコノミークラスで1kmあたり0.5レアル(約25円)に設定されており、サンパウロ−リオデジャネイロ(約435キロメートル)の運賃は217.5レアル(約10900円)となります。

バス(所要時間約5時間)だとコンヴェンショナウ(エアコンなし)が65レアル程度、レイト(寝台)でも100レアル程度。
飛行機(所要時間約1時間)でも格安だと80レアル(TAX別)ぐらいからありますし、ノーマルでも180レアル(TAX別)程度なので、217.5レアルで所要時間約1時間半の高速鉄道を利用するという人は少ないでしょう。
posted by ごんた at 14:09| Comment(2) | ブラジルニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする