2007年09月29日

サンパウロの刑務所

サンパウロ州の留置場や刑務所は146ヶ所ありますが、うち105ヶ所では収監率163%となっています。
この状態を改善するには、700人収容の刑務所を60ヶ所増設しなくてはいけないそうですが、実際に建設されているのはたった2ヶ所。
暴動が起きたり、警備が甘く外部との連絡を取り易くなっていたりと言った問題が多いんですが、担当者は警察が犯罪者を捕まえ過ぎるとのこと・・・

凶悪犯の場合、警察は捕まえずにその場で射殺することがありますが、刑務所が満杯状態ということも少なからず関係しているのかもしれませんね。
犯罪者は絶対に捕まえなければいけませんが、刑務所で犯罪者を養っていくのもただじゃありません。
一番重要なのは治安をよくして、犯罪者を減らすことですね。
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2007年09月25日

けん銃の買い方

先日、クリチバのセントロで買い物していると、サンドバッグを売っている店を見付けました。
ストレス発散にサンドバッグが欲しかったので、店の中に入って見ているとヌンチャクやトンファーなどに混じってモデルガンなどの武器も売ってありました。
「そのモデルガンはいくら?」と聞いてみると、「これは飾りだから弾は出ないよ、ちゃんと弾が出るのはこっち」とカタログを見せてくれました。
「こっちはリボルバーでR$1000(約6万円)、こっちはオートマチックでR$1500(約9万円)」、店員が見せてくれたカタログは本物のけん銃でした。

私が店員と話をしていると店の前にパトカーが停まり、3人の警官が入ってきました。
何か嫌な感じがしたんですが、警官は他の店員と少し話をした後、私のところへやってきて名刺のようなものを差し出しました。
話をしてみると、その警官の知り合いがけん銃の訓練施設を経営しているとのことでした。

ブラジルでけん銃を購入するには、身分証明書や犯罪経歴書などたくさんの書類を警察に提出してテストを受け、それに通ると今度は施設で訓練を受け、ようやく購入することができるということでした。
護身用にけん銃があれば良いとは思いますが、実際には持ちたくないですね。

ちなみにサンドバッグはどうやって持ち帰っていいのかわからなかったため、今回は買いませんでした。
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2007年09月24日

日本の総理大臣とブラジルの大統領

今日、小さな食堂で昼食を食べていると、福田新総裁のニュースが流れました。
隣の席で食事をしていたおじさんに「あんた日本人か?前の総理大臣はどうして辞めたんだ?」と聞かれ、その瞬間、返事を聞こうと食堂にいた10人ぐらいの客が私に注目しました。

何で辞めたのか、こっちが聞きたいぐらい。
選挙に負けたときに辞めず、何で今辞めたの?
民主党の小沢代表に党首会談の申し入れを断られたから?

とりあえず「間違ったことをしたから」と答えてその場を切り抜けましたが、日本は総理大臣が代わりすぎです。

ブラジルは私が初めて来た10年前がFernando Henrique Cardoso(1995〜2003)で、今がLuíz Inácio Lula Da Silva(2003〜)と1回しか代わってないので外国人の私でも覚えられますが、日本人で10年前から福田新総裁までの歴代総理を答えられる人ってどのぐらいいるんでしょうね?
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2007年09月22日

「PUTA ARTE」が世界に進出

daspu.jpg

リオで生まれたファッションブランド「Daspu」のデザイナーは元娼婦。
PUTA(PROSTITUTA)は娼婦、ARTEは芸術を意味します。

慈善団体の協力を得て、当初ネットでのみ販売されていましたが、すぐに人気に火がつき、国内の主要ファッション・イベントに出展するようになりました。
昨年8月にはパリで開催される最大級の展示会「プレタポルテ・パリ」にもコレクションを出展しています。

近いうちに日本にも進出するかもしれませんね、気になる方は下記のサイトをチェックしてみてください。
http://www.daspu.com.br/
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2007年09月21日

フレックス燃料車の普及

ブラジルではフレックス燃料車の普及で2010年までに、燃料となるアルコールの販売量がガソリンを上回る見通しです。

原油の高騰に後押しされ、ブラジル市場全体の12%はアルコール、ガソリンが併用できるフレックス燃料車に占められており、アルコール専用車を併せると40%に達します。
全国自動車メーカー協会(Anfavea)調べでは、今年は8月までに国内市場で販売された自動車の84・9%がフレックス燃料車で、地球温暖化による懸念からブラジルのみでなく、海外でも燃料アルコールの消費が高まっています。

原料サトウキビの栽培面積もそれに連れて拡大しており、全国配給公社(Conab)によると、来農年度は15.2%増の76万ヘクタールの拡大が予想されています。
サトウキビ総生産量5億4700万トンのうち4億7300万トンが砂糖やアルコール生産に回されますが、うち53%がアルコール、47%が砂糖となります。
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2007年09月19日

ブラジルと地震

南米大陸でもチリやペルーなど太平洋側では大きな地震がありますが、大西洋側のブラジルではほとんど地震はありません。
ただし太平洋側で大地震が起きたときには、ブラジルでも揺れを感じることがあり、今年8月のペルー沖地震ではマナウスで震度3程度の揺れを感じたそうです。

ブラジル国内での地震ニュースの多くは海外の大震災のため、ブラジル人は地震に対して凄い恐怖心を持っています。
台風も同様で、日本の地震や台風がブラジルのニュースで流れると、嫁の実家から日本にいる私の家族が被害に遭っていないか確認の電話が掛かってくるぐらいです。

そんなブラジルの北東部で今月13日に地震がありました。
場所はヒオ・グランヂ・ド・ノルチ州のタボレイロ・グランヂという街で、震度3の体感地震が3度あり、市役所の建物の壁に3メートルの割れ目が入ったり、天井が壊れた家もあったようです。

震度3で壁に割れ目が入ったり、天井が壊れるっていうのも酷いですよね。
ブラジルでは耐震強度なんて考えもほとんど無く、一般住宅の基礎工事はかなり手抜きです。
posted by ごんた at 11:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラジル紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月16日

CPF (Cadastro de Pessoas Fisicas)

cpf.jpg

CPFとは個人所得税の納税者カードです。

ブラジルでは銀行口座開設、ローンを組むとき、何らかの契約をしたり会員になるときなど、何かしようとするとCPFとRG(身分証明書)の提示を要求されます。

RG(身分証明書)同様、非常に大切なもので、これを悪用されたために失職したり、クレジットカードや銀行の小切手が使えなくなるといったこともあるそうです。

昨年、アマゾンに墜落したGOL航空機事故では犠牲者の遺品の多くが遺族に返却されず、マフィアなどの手に渡ったCPFやRGが悪用されているという話も聞きます。
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2007年09月11日

ブラジルの物乞い

ブラジルにはたくさんの物乞いがいます。
うちの家にも毎日のように物乞いが来ますが、基本的に何もあげません。一度でもあげると毎日来るようになるからです。

先日、物乞いのおばあさんがテレビで紹介されました。
おばあさんの(物乞いで得る)収入は1日R$150(約9千円)、ちなみにブラジルの最低賃金はR$380です。
テレビ局のリポーターがおばあさんの後をつけ家まで行ってみると、おばあさんの家は大きく、高そうな車が停まってしました。
おばあさんの息子にインタビューすると、「やめてくれと言っているが聞いてくれない」ということでした。
そのおばあさんは翌日も物乞いに出掛けましたが、テレビを見て真実を知った人が多く、お金を上げる人はほとんどいなくなったそうです。

私の周りにも同じような話はたくさんあります。
クリチバのグァダルピバスターミナルにいつもいる車椅子のおじさん、社会保障を受けている上、1日の稼ぎは相当なもので噂では1ヶ月にR$3000(約18万円)以上稼いでいるそうです。
またうちの近所に住む人がクリチバの街で赤ちゃんを抱いて物乞いをしているんですが、私たちが近所に住んでいることに気付いてから同じバスに乗るのを避けるようになりました。その人は立派な家に住んでおり車も2台あります。

本当に困っている人は助けてあげたいと思いますが、自分よりも金持ちの物乞いが多いんですよね。
あとお金をあげると酒や麻薬を買う人が多く、その人のためにならないことも多々あります。

嫁の実家はソフトクリームの屋台をやっていますが、ストリートチルドレンの多くはソフトクリームではなくお金をせびります。
そのソフトクリーム屋台の近くにいるストリートチルドレンは、周りの屋台などから食べ物を与えてもらうことが多いため食べるものにはそれほど困っておらず、シンナーや麻薬を買うお金を欲しがっているんですよね。
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2007年09月10日

ブラジルとハリケーン

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北中米ではハリケーンが猛威を振るっていますが、ブラジルはハリケーン被害とはほとんど無縁です。
気象衛星による観測が始まった1960年中頃から2004年3月まで、大西洋南部でハリケーンが観測されたことはありませんでした。

2004年3月27日、それまでハリケーンは発生しないとされていた大西洋南部で、ハリケーンらしきものが観測されました。
大西洋南部は世界に5ヶ所ある熱帯低気圧の国際監視・予報センターのいずれも監視していない海域であり、正式名称もついていなかったため、ブラジルのマスコミは上陸地(サンタ・カタリーナ州)の名前をとってカタリーナ(Catarina)と呼びました。
これが本当にハリケーンであるかどうか議論の余地がありますが、一部の研究者がアメリカの静止気象衛星GOESの画像を検証した結果、最大風速85kt程度のハリケーンであると結論づけています。

この極めてまれなハリケーンは3月25日にブラジルの東海上で発生した後、発達しながら西進し、28日にサンタカタリーナ州に上陸、死者2名、壊れた家屋500棟の被害を出しました。
これ以降、ブラジルでハリケーンは観測されていませんが、英国ハドレーセンターの気候モデルでは将来、多数のハリケーンが発生すると予測されたようです。
posted by ごんた at 21:48| Comment(2) | TrackBack(0) | ブラジル紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月07日

9月7日 ブラジル独立記念日

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ペドロ・アルヴァレス・カブラルによって1500年4月22日に発見されたブラジルはポルトガルの植民地となりました。

1808年、ポルトガル王室がナポレオンにおわれてブラジルに到着すると、ブラジルはポルトガルとの連合王国となります。
しかしナポレオンの失脚後、ポルトガル本国へ帰ったジョアン・カルロス6世および新政府は、連合王国として対等になっていたブラジルの地位をポルトガルの一地方に格下げし、ポルトガル中央政府の統制下におくこととしました。

この再植民地化路線によって決定的な不利をこうむる農場主たちが結束し独立運動は一気に高り、ブラジルにとどまっていたジョアン6世の息子ドン・ペドロは、ブラジルの自治と特別議会を認めるようポルトガル政府に要求、しかしこれを拒否され帰国命令を出されたドン・ペドロは激しく怒り、1822年9月7日サンパウロのイピランガの丘でもはや独立の道しかないことを悟り、剣を天空にかざし「INDEPENDÊNCIA OU MORTE!」(独立か死か!)と叫び、ブラジル独立を宣言しました。

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イピランガ公園の独立記念碑
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2007年09月05日

ファベーラの実態

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ファベーラとはブラジルのスラム街です。山の斜面、川沿い、高架下などの空いている公有地を「不法占拠」してできた、人口数千から数万人規模の集落を指します。
ファベーラの住人というと一般的に生活に困窮しているというイメージがありますが、リオデジャネイロ州立大学の調査班がファベーラの住人660人に意識調査を行った結果、イメージとは違った一面が見えてきました。

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リオデジャネイロのファベーラは高級住宅街と隣合わせていることが多いのですが、そういったファベーラに住む人々は階下に広がる高級住宅を「アスファルトの住人」と呼び、日常の挨拶さえ交さない彼らを「人間性に欠ける」と批判しています。
ファベーラの中では日本の田舎のように近所付き合いがあります。調味料が足りなければ近所の家にわけてもらうなど助け合って生活しており、65.4%の住民が転居の意思がないと答えています。

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公有地を不法占拠してできたファベーラですが、市当局のテコ入れでインフラ整備も進み、ファペーラは地方都市のインフラにひけをとらないまでに改善され、電気の普及率は85.5%、上水道は84.5%、下水道は89.6%、ゴミ回収は53.2%などとなっており、電化製品等の普及率も見ても、テレビが97.1%、ラジオは94.4%、冷蔵庫あるいはフリーザが94.1%、ビデオあるいはDVDが59.2%、携帯電話が55.2%、洗濯機が48.4%、電子レンジが19.4%、エアコンが13.7%、パソコンが11.7%、自家用車が9.9%、バイクが3.7%など、文化的な生活を送っていることがわかります。

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ファベーラにおける最大の問題点は、麻薬組織の抗争や警官との攻防により、いつどこから銃弾が飛んでくるか分からないという不安です。
ファベーラでは銃撃事件が日常茶飯事で、麻薬組織の抗争で1人や2人殺されてもニュースにもなりません。月に何度か麻薬組織と警察の銃撃戦がニュースになり、警官が何人殺されたとか、住民に流れ弾が当たったなど、まるで戦場のようです。

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現在、ブラジルではファベーラを舞台にした映画「Cidade dos Homens」が上映されています。
「Cidade de deus」(邦題:シティー・オブ・ゴッド)の続編とも言えるこの映画は、TV GLOBOで放映されたテレビドラマを映画化したもので、18歳になったアセロラ(ドウグラス・シルヴァ)とラランジーニャ(ダルラン・クーニャ)がファベーラで新しい問題に直面する内容となっています。
また来月から始まるTV GLOBOのノヴェーラ「Duas Caras」もファベーラが舞台となっており、TV GLOBOはこのノヴェーラのために、300万レアル(約1億9千万円)かけて撮影スタジオ内に巨大なファヴェーラ"ポルテリーニャ"のセットを作っています。

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2007年09月04日

誰がタイースを殺した?

最近のブラジル人女性の話題と言えば「誰がタイースを殺した?」、瞬間最高視聴率が50%を超えたこともあるTV GLOBOのノヴェーラ「Paraiso Tropical」の話です。
双子姉妹のタイース(Alessandra Negrini:アレッサンドラ・ネグリーニ)が何者かによって殺害された回の最高瞬間視聴率は48%でした。
初回視聴率は40%で、「Paginas da Vida」の50%、「Belissima」、「America」の54%に比べると低調なスタートだったそうですが、今ではブラジル人女性の心をがっちりと掴んでいるようです。

私はあまり好きじゃないんですがうちの嫁はこのドラマが大好きで、最近になって観るようになりました。
ただ途中から観ているので誰が誰なのかよくわかっていませんし、何かしながら観ているので何が起こっているのかよくわかりません。

ブラジルのドラマは月曜日から土曜日まで、毎日1時間の放送が数ヶ月に渡って続きます。
今年の3月に始まった「Paraiso Tropical」もあとわずか、10月からはファベーラが舞台の「Duas Caras」が始まります。

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2007年09月02日

ブラジルのジニ係数と貧富の差

所得格差の指標としてジニ係数というものがあります。
簡単に説明すると、全国民が同じ所得であれば0となり、1人の独裁者がすべて所得を得て他の国民の所得がない場合は1となります、数値が大きいほど不平等な社会だといえます。
資本主義社会であれば当然個人間の格差は生まれてきますので、0ということはありません。

ジニ係数の数値別に考えてみると、
0.1未満 格差をなくすために人為的な意図がみられる
0.1〜0.2 平等であるが競争心が失われる恐れがある
0.2〜0.3 好ましい数値、一般的な格差
0.3〜0.4 少し格差があるが、大きな問題はない
0.4〜0.5 格差が大きく社会不安の要素となる
0.5以上 特別の事情がないかぎり対策の必要あり

ブラジルのジニ係数は世界最悪レベルの0.593!(2001年)
ブラジル人口の10%を占める富裕層が全所得の半分以上を得ています。

消費を見ると、富裕層に属する1780万人相当の家族が年間3885億レアルを消費するのに対し、貧困層に属する6750万人の消費は1453億レアルにとどまっています。
数字を置き換えると、ブラジル人口の約10%を占める富裕層の月間1人当りの消費が1800レアル(約10万円)なのに対し、約40%の貧困層のそれは180レアル(約1万円)となっています。
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2007年09月01日

ブラジルの最低賃金と議員給与

ブラジルの最低賃金は来年、現在のR$380(約22000円)からR$407,33(約24500円)に引き上げられるようです。
日本の感覚でいうと5〜6万円ぐらいでしょうか、田舎で質素な生活ができる程度で、都会だとアパートの家賃を支払えばなくなります。
ブラジル国民の多くが最低賃金かそれ以下で働いているのに対し、国会議員はR$16512(約99万円)の給与を受け取っています。

昨年、上下院議員執行部により議員給与を当時のR$12847.20からその約倍となるR$24500とする案が決定されましたが、給与ベアがインフレ調整分等をはるかに超える額であったため、“スーパー・サラリー”と呼ばれ、国民やマスコミだけでなくカトリック教会などからの強い批判や反発を招くこととなりました。
本来、上下両院の本会議による採決で決定されなければならない議員給与額が、執行部のみの決定で増額されようとしたことに対し、最高裁判所が最終的に違憲判断を下したため、スーパー・サラリー案は実現せずにお蔵入りすることとなりました。
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2007年08月25日

サンパウロ市で使い捨てポリ袋削減案

今月28日からサンパウロ市役所が買い物を詰める袋を、現在のポリエチレン製から生分解性に切り換える運動を開始します。
しかしサンパウロ州政府は生分解性の袋の義務付けを定めようとする法案を環境保全上の確証がないことを理由に却下しました。
生分解性の袋はアメリカやドイツなど世界40ヶ国で採用されていますが、環境面でいま一つ安全性の確証がないのがサンパウロ州で阻まれた理由のようです。

市役所は一般商店、スーパー、パン屋、貸しビデオ屋等に対し、従来のポリエチレン製の袋から生分解性の袋に切り換えさせる方針です。
これに対し州政府の方は、切り替えにはまずスーパーと包装メーカーに責任を持ってもらい、企業にリサイクル・プログラムを奨励し、ポリ袋に代わる製品の考案を求め、消費者層にはポリ袋利用の習慣を捨ててもらうという考えを持っているようです。

ブラジル・パン・菓子製造業者協会(Abip)もこれを受け、全国のパン屋さんに客が自前の袋を持って買い物に来るよう習慣付けてもらう運動を始めます。
サンタ・カタリーナ州のジョインヴィレ市では、2004年から自前の手提げを持ってくる客に対しパンや牛乳を10%の割引きを行っており、Abipはこれにヒントを得たようです。

私の住んでいるパラナ州では州政府が近く、生分解性ポリ袋の使用を義務付ける法案を実施させる意向です。


生分解性プラスチック(グリーンプラ)とは?

生分解性プラスチックとは「使用状態では従来のプラスチックと同等の機能を有し、使用後廃棄された時は土中または海水中などの微生物により分解され、最終的に水や二酸化炭素になるプラスチック」です。

主に穀物でんぷんを出発原料としているため、土から生まれて土に還ることにより、環境への負荷が低いとされ注目を浴びてます。
バイオマス起源の素材を利用することで地球温暖化対策になり、焼却する場合も燃焼熱が低い上、ダイオキシン類が発生しないという利点もあります。

しかし従来のプラスチックに比べて高価なこと、それに加え加工も難しいことなどが、経済性を無視できない現代社会において生分解性プラスチックの普及を妨げていると言えるでしょう。
posted by ごんた at 06:16| Comment(0) | TrackBack(1) | ブラジル紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブラジルでは4人に1人が生活扶助

ブラジル地理統計院(IBGE)は、政府の生活扶助金によって生活する人が4580万人に達したことを明らかにしました。

ブラジルの人口は1億9千万人で、ほぼ4人に1人が生活扶助を受けていることになります。
扶助金受給者が最も多いのはノルデスチ(北東部地方)で、中でもセアラー州が最も受給者が多いということです。

扶助の対象となっているのは世帯の所得が月120レアル(約7千円)以下で、現在の支給額は世帯当たり平均62レアル、政府は生活扶助金に87億レアル(約5千億円)を充当しており、さらに今年中に4億レアルを追加予定、来年には100億レアルに引き上げられます。

多くの母子家庭世帯が生活扶助を受けていますが、子供を就学させず規則を守らない世帯が8万4千世帯もあるようです。
posted by ごんた at 04:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラジル紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月13日

Criança Esperança

「Criança Esperança」(クリアンサ・エスペランサ)とはTVグローボのチャリティー番組、Criançaは子供、Esperançaは希望を意味します。
番組では人気歌手を始め、有名人(今年はパン・アメリカのメダリストも)が多数参加し、恵まれない子供たちのために寄付を呼びかけており、電話掛けることで寄付することができます。(掛ける番号によってR$7、R$15、R$30と寄付額を決められます)
http://criancaesperanca.globo.com/

ブラジルには恵まれない子供だちがたくさんいます。
うちの2軒隣の家には3〜4歳ぐらいの男の子がいますが、両親は学校へ行っていないため文字の読み書きもできず仕事もありません。
おばあさんがコストゥレイラ(裁縫師)として得たわずかな収入で、娘夫婦とその子供を養っています。土地建物はそのおばあさんの内縁の夫のものらしいんですが、夫はすでに亡くなっており、正式な結婚の手続きをしていないため、売却することもできないそうです。
先日、おばあさんに裾上げを頼んだところ、代金は絶対に娘夫婦に渡さないで欲しいと言われました。理由は娘夫婦はお金を持つと麻薬を買ってしまうからだそうです。
この男の子ももう少しすると学校へ行く歳になりますが、多分、学校へ行くことはないと思います。
親がしっかりとした教育を受けず、子供もまた同じように教育を受けられないという悪循環が繰り返されるわけです。

こういった子供たちの多くが、窃盗や麻薬の売買に手を染めていきます。
ブラジル映画「CIDADE DE DEUS」(邦題:シティー・オブ・ゴッド)でもそういった子供たちが描かれていますが、今でも同じようなことはたくさんあります。
「Criança Esperança」で集められた寄付金は、こういった教育を受けられない子供たちのために学校やスポーツ施設を建設するために使われているそうです。
この番組でも取り上げられている「エマウス」のブログです。日本でも活動されているそうです。
http://emaus.ti-da.net/

私ももう少し生活が安定してきたら、何らかの形で福祉活動を始めたいと考えています。
しっかりとしたプランがあればブラジル政府からの援助も受けられるということですので、このブログのご覧の方で何か良いお考えをお持ちの方はぜひコメントしてください。
posted by ごんた at 04:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラジル紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月08日

ブラジルの六大都市

ブラジルの統計を見ていると、六大都市というのがよく出てきます。
サンパウロとリオデジャネイロはすぐに思い浮かぶと思いますが、残りの4つがどこだかわかりますか?
(答えは下にある“続きを読む”をクリックしてください)

統計によって都市圏の人口というのは異なりますが、概ね50km圏とした場合、ブラジルの都市は世界の大都市人口トップ100の中に8都市が入っています。(日本は東京、大阪、名古屋の3都市)
世界の大都市人口トップ100の1位はダントツで東京なんですが、2位がサンパウロです。

昨年まで1年半住んだバンコクも大きな都市だと感じましたが、それでも順位は30位前後(統計によって若干違います)、リオデジャネイロ(20位前後)よりも少し小さいことになります。
続きを読む
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2007年03月06日

世界の地下鉄ベスト11 サンパウロは11位

2007年3月4日、世界各地の地下鉄を審査したイギリスの旅行会社が、「世界の地下鉄ベスト11」を発表しました。

1位 ロンドン / ヨーロッパ最大の地下鉄設備
2位 パリ / 1900年に開通し、380の駅を持つ
3位 モスクワ / 時速120kmの世界一速い地下鉄
4位 マドリード / 市内を網羅、積極的な拡張工事で発展が目覚しい
5位 東京 / 282の駅を持ち、年間28億人を輸送する、世界一時間に正確な地下鉄
6位 ソウル / 毎日800万人の乗客が利用する世界一混雑する地下鉄
7位 ニューヨーク / 462の駅を持ち、24時間走る休みのない地下鉄
8位 モントリオール / 各駅がそれぞれ異なる個性的なデザイン
9位 北京 / 1969年に運行開始、2008年北京オリンピックを前に開発が続く
10位 香港 / 色分けされた路線はシンプルで利用しやすく、駅構内の施設も整っている
11位 サンパウロ / ブラジル初の地下鉄。世界で最も美しく、安全な地下鉄

どのぐらいの地下鉄を比較したのかわかりませんが、サンパウロの11位は喜んで良いことなんでしょうか?
「世界で最も美しく、安全な地下鉄」とコメントされていますが、それほど美しいというイメージはありませんね。
安全な地下鉄というのは事故が少ないということなんでしょうか?
posted by ごんた at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラジル紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月05日

移住に追い風? ブラジル・レアル相場

出発まであと1週間、ここへきてブラジル・レアルが少し安くなってきました。
10日程前には1レアル=58円を超えましたが、先週の世界同時株安の影響で現在54円を割り込んでいます。
昨年12月上旬以来の53円台ですが、まだまだレアルは高いですね。

ここ1年間のレアル相場を見てみると、下記のようになります。
2006年03月 53〜55円台
2006年04月 54〜55円台
2006年05月 47〜54円台
2006年06月 48〜52円台
2006年07月 52〜53円台
2006年08月 52〜54円台
2006年09月 52〜54円台
2006年10月 54〜56円台
2006年11月 53〜55円台
2006年12月 53〜55円台
2007年01月 55〜57円台
2007年02月 55〜58円台
posted by ごんた at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラジル紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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