2011年04月01日

クリチバの新型青バス

3月28日に318歳の誕生日を迎えたクリチバに新型バスが導入されました。

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3両編成の大型連接バスはクリチバでは見慣れた光景なんですが、今回導入されたのは色が青!
全長28m、車幅2.5m、乗車定員250名は世界最大だそうです。(日本一般的な路線バスは全長約10m)
“Pinheirinho - Carlos Gomes”と“Pinheirinho - Boqueirão”に導入されたようなので、今度セントロへ行くときに遠回りになるけど乗ってみようと思います。

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6月までに544台の新しいバスが導入されるとのこと。
クリチバ市内のバス運賃は今年3月にR$2,20からR$2,50に値上げされましたが、またすぐに値上げにならないようにして欲しいですね。
ちなみに市内観光バスがR$20,00からR$25,00、うちからクリチバへ行くバスはR$1,95からR$2,40に値上げされました。(R$1,00=¥50)

ベット・ヒッシャ(現パラナ州知事)の選挙公約にクリチバのヘジオン・メトロポリターナ(衛星都市)のバス料金を下げるというのがあったと思いますが、やっぱり口だけでした。
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2010年09月22日

ハイブリットバス

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環境都市として有名なクリチバですが、現在バイオディーゼルと電気のハイブリットバスのテストが行われています。

27日から3週間、「linha Intebairros 2」で実際に乗車もできるそうなので、時間があれば乗りにいってみようと思います。
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2009年03月17日

Festival de Curitiba

今日から“Festival de Curitiba”(3月17日〜29日)が始まりました。
“Festival de Curitiba”とはブラジル最大の演劇祭で、全国各地から300以上の劇団が集まり、市内各地の劇場や公演などで上演されます。
入場料は無料〜40レアル、下記のサイトにプログラムがありますので、興味のある方は覗いてみてください。
http://www.festivaldecuritiba.com.br/
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2008年12月28日

新型ツーリストバスに乗車

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昨日、初めて新型ツーリストバスに乗ってきました。

せっかくだから2階席に乗ろうと思ったんですが、満席のため1階席へ。通路に立っていようと思ったんですが、電線などに引っ掛かると危ないので座席があいていない場合は1階へ降りなければいけないということでした。

お客さんが少し減ったところで2階に上がったんですが、凄く見晴らしが良かったです。
ただ電線など手が届きそうなところもあり、立っているのは確かに危険そうでした。屋根なしにしたのも、高さの問題が関係しているのかもしれませんね。

曇っていたので風が冷たく寒いぐらいだったんですが、晴れたら日はちょっと暑すぎるかも。あと1階席の座席が少ない(10席ぐらい)ので、雨の日は大変でしょうね。

夕方、旧型ツーリストバスが走っているのを見かけましたが、雨の日は旧型バスが走るのかもしれません。
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2008年12月10日

クリチバのツーリストバス

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旧ツーリストバス

クリチバのツーリストバスと言えば観光スポットを網羅する便利なバス、以前は大きな窓の白いバスでしたが、昨日見慣れないツーリストバスが走っていました。
2階建てバスで2階部分は屋根がなく、まだ登場して日が浅いのか周りにいた人たちも驚いていました。
気持ち良さそうなんですが、昨日は日差しも強く、屋根なしでは暑すぎるんじゃないかと思いました。

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写真はツーリストバスの始発点「チラデンテス広場」ですが、夏休みのためか平日の昼間でも1階席は満席でした。
1階席は普通のバスの3分の2ぐらいしか座席がないようでしたが、写真を撮った数分後に大粒の雨が降り出したので、ずぶ濡れになった人もいたんじゃないかな?

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嫁に写真を見せると乗ってみたいと言っていたので、近いうちに乗りに行ってみようと思います。
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2008年06月25日

クリチバの緑地面積

現在はどうなのかわかりませんが、クリチバの1人あたりの緑地面積はノルウェーのオスロに次ぐ世界第2位の規模。1971年に1人あたりわずか0.6平方メートルだったものが、都市政策により2002年には55平方メートルになったそうです。

クリチバの人口は70年の61万人から2000年には159万人にまで増加しました。その間に木が切られ、道路が作られ、家が建てられたわけで、森林面積はかなり減少したと思われます。

緑地を国語辞典で調べると「植物に被われた土地」という意味なんですが、都市計画などで使われる緑地という言葉は「交通や建物など特定の用途によって占有されない空地を空地のまま存続させることを目的に確保した土地」を意味します。この意味の緑地には公園・広場・墓園などが含まれ、必ずしも植物に被われている必要はないそうです。

クリチバは都市の周辺部がスラム化、郊外化する前に開発規制し、都市が拡大する前に河川や湿地を保全したため、街をグリーンベルトで囲むことに成功しました。
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2008年06月21日

ピニャォンの季節

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最近、いろいろなところでピニャォン(Pinhão)を売っているのを見かけます。
ピニャォンとはパラナ松の松かさで、茹でて食べます。栗のように硬い皮をむいて食べるんですが、慣れてくると結構簡単に皮がむけるので一気に30個ぐらい食べてしまいました。

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パラナ松はクリチバのシンボルということで、ピニャォンも同様に街のシンボルとなっています。
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2008年05月16日

Interbairros V

クリチバに住んでいる人ならCapão Raso - Santa Cândidaの赤色3連結バスは知っていると思いますが、今日は同じくCapão Raso - Santa Cândida間を走るInterbairros Vに乗ってSanta Cândidaまで行ってきました。

うちからバスを3台乗り継いでTerm.Carmoまで行き、そこでInterbairros Vに乗り換えました。Av.das Torres、BR-277、Av.Victor Ferreira do Amaral、BR-476などと交差する度に頭の中の地図と一致して興奮している私の横で、いつになったら到着するんだと呆れ気味の嫁。

朝9時に家を出て、Santa Cândidaに着いたのは11時、バスを4台も乗り継いだので待ち時間だけでも40分以上あったんですが、クリチバの良いところはターミナルで乗り継げば1回分の料金でクリチバ市内のどこへでも行けること。

Santa CândidaにはPolícia Federal(観光ビザの延長をしたりする場所)があり、時間が掛かってもいいから安く行きたいという旅行者のためにルート確認する意味もあったんですが、バスを4台も乗り継ぐというのは大変ですし、説明するのも大変かなって言うのが正直な感想です。
でもクリチバの街をぐるっと見て回れるという意味では面白いバス旅でした。
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2008年03月22日

パラナ松 (Pinheiro do Paraná)

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クリチバは緑地の保存に力を入れており、樹木を伐採をする場合、市役所の許可を受けなければいけません。
許可が受けられたとしても、1本の樹木を伐採するごとに2本の樹を植えなければならないんですが、これがクリチバのシンボルであるパラナ松(Pinheiro do Paraná、正式名はAraucária)の場合、4本の樹を植えなければいけません。
※植樹する木はパラナ松でなくても構わないんですが、クリチバ地方に自生する木に限られています。

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歩道に描かれたパラナ松

初めてこの木を見たとき「変な木だな」と思いました。
上の方にしか枝がないんですが、下の枝はどうなったんだろう?とずっと疑問に思っていました。
いろいろな人に話を聞いたところ、下の枝は勝手に落ちるということだったんですが、大きなものでは高さが60mを超えるというパラナ松の巨大な枝が落ちてくると思うとちょっと怖いですね。

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道端でピニャォンを売る人

パラナ松の松かさはピニャォン(Pinhão)と呼ばれ、食べることができます。
食べ方や味は栗と同じような感じです。

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ペンション・サウダーヂ前の朝焼け
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2008年03月17日

クリチバ市内のバス旅

今日はCapão Rasoというところへバスを乗り継いで行ってきました。

Capão Rasoはうちからは結構遠く、バスを3回乗り換え(Term.Afonso Pena、Term.Boqueirão、Term.Carmo)、1時間半ほど掛かってようやくたどり着いたんですが、クリチバのバスはうまく乗り継げば1回分の料金でクリチバ市内のどこへでも行けるようになっており、R$1.8(約100円)で行くことができました。
しかも日曜日はクリチバ市内のバスはR$1(うちはクリチバではなく隣町なので行きは適応外)となるため、往復でR$2.8(約160円)しか掛かりませんでした。

3回もバスを乗り換え、1時間半も掛かると言うと驚かれる方もいますが、私はクリチバの街を見て回るのが好きなので、まったく苦になりません。
特に今日は初めて乗るバスだったので、新しい発見も多々あり、有意義なバス旅でした。
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2008年03月15日

3月16日は長野県松本市の市長選挙

ブラジル関連の記事ばかりのこのブログで、なぜ松本市長選挙?と思われた方も多いかと思いますが、実は昨年末にクリチバを訪問された市川ひろみさんが出馬されているんですよね。

昨年12月1日のペンション・サウダーヂの正式オープン後、初めてのお客さん(オープン前も合わせると7番目)だったんですが、その時はどういう方なのかよく知らずに話をしていました。
クリチバの環境政策や都市計画に興味を持たれ、クリチバについて書かれた本を熱心に読まれていました。

世界一周旅行中に書かれていたブログ、クリチバの記事がたくさん書かれています。
http://blog.goo.ne.jp/korekarafutari/

クリチバの都市計画と言えば、ジャイメ・レイネル元市長。
71年に若干33歳でクリチバ市長に就任、数多くの課題に確固たる意思を持って取り組み、創造的なアイデアでそれらを克服していきました。
クリチバの成功は、しっかりとした都市計画とそれを実行していった歴代市長の強い意志と継続性にあると言えます。

市川ひろみさんの政策は、クリチバの政策を連想させるものです。
しかしどんなに良い政策を持っていても、それが実行できなければ意味がありません。
ぜひ市長になっていただき、どこまで政策を実行できるのか見てみたいです。

市川ひろみ後援会のHP
http://ichikawahiromi.net/
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2008年03月12日

クリチバ視察

今日は朝から中村ひとし氏にクリチバを案内していただきました。
昨日、お会いした際に「以前に本(人間都市 クリチバ)で、公園の芝生の管理を羊がしていると読んだことがありますが、今でもそれは続いているんでしょうか?」という質問をしたところ、「明日見に行きましょう」ということになり、今日は午前8時にヴァリグイ公園で待ち合わせとなりました。
しかし今朝は異常な渋滞に巻き込まれ1時間近く遅刻してしまいました。(本当に申し訳ありませんでした)

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公園の芝生の管理を羊がするというのは、ヴァリグイ公園やイグアス公園など広大な面積を持つ公園の芝生の維持管理の予算が不足してしまった際、羊に伸びた芝生を食べさせようという案が持ち上がり、専門業者と契約をする前に試してみたところ80%の維持管理費が節約できたそうです。
羊の糞は肥料となり、公園に羊がいると子供たちも喜ぶといった副次的効果も大きかったようです。
今日、見に行ったヴァリグイ公園では草刈機を使って草を飼っているようでしたが、柵の中には羊がおり、天気の良い日は放牧されているということでした。

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その後、環境保全と治水を目的として造られたチングィ公園、3本の平行して走る道路に交通を配分することによって交通量を円滑に処理するSistema Trinário(トリナーリオ・システム)、きめ細やかなゾーンニングなどを詳しい説明を交えて案内していただき、最後は中村氏が寺子屋と呼ぶ学童保育施設に連れて行ってもらいました。

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ブラジルの学校は午前クラスと午後クラスに分けられており、子供たちが学校以外で過ごす時間が長いため放課後を過ごすための場所を提供しようということで、寺子屋や知識の灯台などがつくられました。
中でも寺子屋はファベーラ(貧民街)の中につくられており、学校に通うことも困難だった子供たちに学習の場と食事を与えました。
つくられた当初は学校の補完的な施設として位置づけられていたそうですが、現在ではほとんどの子供たちが学校に通い、学童保育所的な施設となっているようです。
今日行った施設は5歳〜12歳の子供たちが50人ほどいて、突然の訪問に戸惑いつつも歓迎してくれました。
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2008年03月11日

中村ひとし氏に会いに行く

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クリチバの都市政策に興味を持ち始めてから、いつかお会いしてみたいと思っていた方が中村ひとし氏(前クリチバ市環境局局長、前パラナ州環境・水資源庁長官)、カシオ・タニグチ氏(前イプッキ所長、前クリチバ市長)、ルイス・ハヤカワ氏(前イプッキ所長)といった日系人ながらクリチバの都市政策に深く関わった方々。
会いたいと思っていてもそう簡単に会える方々ではないんですが、今日、中村ひとし氏にお会いしお話を聞くことができました。

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先日も少し紹介した宿泊中のお客さんは大学で都市計画を学び、クリチバを見る為にブラジルを訪れたんですが、私の友人がその熱意に押され中村氏に会って話を聞く機会を作ってくれました。
私はそのおまけで付いていっただけだったんですが、午前中に中村氏の事務所で1時間半ほど話を聞かせていただき、夕方にはクリチバ市環境局で現職の職員の方を紹介していただき、最新プロジェクトを見せてもらうことができました。
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2007年12月10日

Bosque João Paulo U

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昨日は宿泊中のお客さんと一緒にオスカー・ニーマイヤー美術館(Museu Oscar Niemeyer)へ行った後、すぐ横にあるジョアン・パウロ2世の森(Bosque João Paulo U)へ行ってきました。

ジョアン・パウロ2世とは前ローマ法王 ヨハネ・パウロ2世のブラジル読みです。
ローマ法王はブラジルでパパ(Papa)と呼ばれることから、ボスケ・ド・パパ(Bosque do Papa)という呼び方の方が知られているかもしれません。

ボスケ(Bosque)とはポルトガル語で森や林を意味するんですが、クリチバには緑地を保護するために街のあちこちに森が残されています。
こうした森はクリチバが受け入れてきた移民団の母国の記念公園として整備されています。
ジョアン・パウロ2世の森はヨハネ法王のクリチバ訪問を記念して整備された公園で、ヨハネ法王がポーランド生まれということから、ポーランド人のメモリアルとなっています。
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2007年09月18日

クリチバの交通システム

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Sistema Trinário(トリナーリオ・システム)は、上の写真のように3本の道路から構成されており、真ん中をバス専用路線と沿道の店舗や住宅にアクセスするための側道、それを2本の道路(一方通行)が挟んでいます。
これはバス専用路線を整備する際、道路の拡張工事を行うだけの予算がなかったため、3本の平行して走る道路に交通を配分することによって交通量を円滑に処理するシステムです。

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バス専用路線と側道

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車線の多い、一方通行道路

クリチバの全てのバスがバス専用路線を走行するわけではありません。
バス専用路線は言わば各駅停車、急行バスなどは高速走行が可能な一方通行の道路を走ります。

かなり優れたシステムだと思いますが欠点もあります。
高速走行が可能な車線の多い道路というのは完全に車優先で、歩行者にとっては最悪です。

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上の写真の交差点は、黄色の矢印の方向への一方通行です。水色の横断歩道は信号が変われば渡れますが、ピンク色の部分は車が来なくなるまで渡れません。
クリチバの街中にはこういった交差点がたくさんあります。
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2007年09月10日

Rua 24 Horas (24時間通り)

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その名の通り、24時間営業する商店街として1991年に整備された通りです。
このような試みはブラジルで初めてであったため、開業後、すぐに人気を博しました。

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レルネル市長が神戸を訪れた際、夜になっても賑わいの絶えない三宮の繁華街に関心し、クリチバにもそういった空間をつくりたいと思いついたことがきっかけだそうです。
今月からリフォームのため閉鎖される(された?)ようで、再びオープンするのは1年後になるという話です。
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2007年08月28日

クリチバのバスシステム @

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クリチバのバスといえばチューブ型のバス停、バスの料金はこのチューブ型のバス停に入るときに支払います。
チューブ型のバス停やバスターミナルで乗り換えが可能で、1回分の料金で複数のバスを乗り継ぎ目的の場所へ移動することができます。

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当初は地下鉄の導入が検討されましたが、予算的にも技術的にも導入が困難であることから、バスを中心とした公共交通システムが考え出されました。
クリチバ市街中心部から放射状に広がる軸にバス専用レーンが敷かれ、チューブ型のバス停では停車時間を短くするため料金を先払いし、そのプラットホームはバスの乗降口と同じ高さになっており、複数のドアが大きく開くため電車のように大勢の人が一気に乗り降りすることが可能です。

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92年には定員270名の3両連結バスが導入され、1日の乗客数はアメリカ・ワシントン市の地下鉄とほぼ同じと言われています。
クリチバはブラジルの都市の中でブラジリアに次いで自家用車の保有率が高いにも関わらず、通勤手段として公共交通を利用する割合は75%、バス以外に地下鉄など軌道系の公共交通が整備されているサンパウロの45%、リオデジャネイロの57%と比べ、遥かに高い数字となっています。
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2007年08月26日

Rua das Flores (花通り)

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クリチバの街の中心部には、歩行者天国になっている通りがあります。
Rua.15 de Novembro(11月15日通り)、通称 Rua das Flores (花通り)です。
ブラジル人の運転は荒く、横断歩道を渡るだけでも大変なため、少し遠回りになってもこの歩行者天国になっている通りを歩いてしまいます。
いつも何気なく歩いていたこの通り、勉強してみると「人間都市クリチバ」のシンボルとも言える通りだったことがわかりました。

1971年に若干33歳でクリチバ市長に任命されたジャイメ・レルネル(Jaime Lerner)がまず取り組んだのが、11月15日通りから自動車を閉め出し歩行者専用モールにするという事業でした。
彼は、都市は自動車ではなく人間のためにあるべきという信念を持っており、都市の核とも言える都心にはすべての人が集まり楽しめるような空間がなくてはならないという確信を抱いていました。
しかし当時のブラジルには歩行者天国も歩行者専用道路もなく、周辺の商店主たちは自動車が通れなくなることにより客足が遠のくことを恐れ、その計画に反対しました。

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レルネル市長は商店主たちの説得を試みますが、市長の構想を理解させることはできず、強攻策に出ることになりました。
1972年冬、商店街が連休で休んでいる間に「11月15日通り」の一区画を工事し、歩行者専用道路へと変貌させてしまったのです。
閉鎖された道路のあちこちに花壇が設置され、これが「花通り」という名の由来となりました。

連休から戻った商店主たちは激怒し反対運動を起こしましたが、1ヶ月もすると自動車を閉め出したことから歩行者が増え、商店の売り上げも伸びたことなどからレイネル市長の考えを認め、その後、「11月15日通り」の活況を目の当たりにした周辺の商店主から、歩行者天国のエリアを拡張して欲しいという要求されるようになったそうです。

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2007年08月23日

人間都市 クリチバ

クリチバは世界で最も都市計画が成功した街として有名なんですが、実際に何がどう計画されているのか知りませんでした。

先日、「人間都市 クリチバ」という本を読んでクリチバの都市政策に感銘を受け、クリチバ視察旅行を企画したという方からコメントをいただき、時間があればクリチバの街を案内して欲しいということでしたが、どこをどう案内すれば良いのかわかりません。

月曜日にその方がクリチバに到着、歩いて周れる観光名所を案内しながらいろいろ話をしました。
「人間都市 クリチバ」と「都市の鍼治療」という本も日本から持ってきてもらったんですが、読めば読むほどクリチバの都市計画に関心させられます。
昨日も一緒にクリチバの街を歩き回りましたが、今まで何も感じなかったクリチバがまったく違って見えてきました。

これからもっとクリチバの都市計画について勉強し、このブログで紹介していきたいと思います。

posted by ごんた at 04:46| Comment(0) | TrackBack(0) | クリチバ研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする